【 ピルエット 】


踊り始めたら、ぶつかる難関。
ワタシ自身も完璧にできるわけではありませんが
タクサンの失敗という経験と
先生方からの素晴らしいアドバイス
そして、ワタシ自身が積み重ねてきたモノ・・・の中から
いま、ピルエットの小道で迷っているあなたに
少しでも、ヒントが見つかることを願って・・・

 

プレパレーション(回転する前の準備段階)→普通のピルエットであれば、4番プリエですね。

4番プリエから → スグにパッセに引き寄せてルルベアップします。 → 回転。


大切なのは

プリエから回転までの動きを、一瞬で完成させるということです。

回転するときに、アームス(腕)キープで

回転は首を切ることだけで行う感覚です。

そのために、どうすればよいか・・・ですね。


回転するために必要な柔軟性と筋力を養うことが絶対に必要です。

頭のてっぺんからつま先まで・・・1本の軸として床に突き刺しますが、腕・肩・首・顔はリラックスしておきます。

回転中も腕・肩・首・顔以外は絶対に緩めないようにしましょう。

「串刺しにされた人」ってイメージです。


そして、顔をつけます。(首を切る)

回転する前に、真っ直ぐどこを見るのか!という目標を見ていてくださいね


首を切る練習としては

真っ直ぐ立って身体だけを回転させて行き

もう、これ以上回らない!ってところで

今度は、首を先に正面に戻して

身体を戻す・・・っていう練習が効果的だと思います。


回転の順序としては

「身体が回転し始め、顔よりも先に身体が正面に戻る」ワケです。


顔をつける方法は、シェネもピケターン、フェッテも同じです。


ダブルに挑戦!!したいなら

戻す顔を意識したほうがいいかもしれませんね。

特に2回転目の戻す首が遅くならないようにしましょう。


目が回る = 顔がついていない   ってことですから


「実際の練習では・・・」

回転する練習よりも、プリエから立つ練習のほうが重要です。

「プリエから立つ」→ 3秒~5秒はキープする

案外、難しいです

回れない!って方は、このキープ時間が短かったりします

あなたはどうですか?

100回闇雲に回るより、100回プリエからアップする練習をしましょう。


忘れてはいけないことがありました!!


誰かと比べないこと!楽しみながらレッスンすること!