頚椎症について
頚椎の加齢による老化現象や靭帯が厚く硬くなることなどにより、頚部の痛みなどの症状が発現したものを総称して【頚椎症】と呼びます。
神経根や脊髄が圧迫され、頚や肩甲骨付近の痛みや、頚肩から腕や手にかけて痛みやしびれを生じることもあります。
障害される部位により、頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症と呼ばれます。
また両者を合併することもあります。
頸椎の筋萎縮を防止するための運動
(イラスト:総合東京病院より引用)
前後屈,左右側屈,左右回旋に対して10秒間筋収縮を行い,各運動を3-10回,1日3-4回繰り返します
日常生活の注意点
・頚椎を過度に前後に倒したり、回したりしない
・うつぶせの姿勢で寝ない
・長時間首を曲げた状態で机に向かわない
・背中を丸めて頚椎に負担がかかる姿勢をとらない
・頚椎症性神経根症と診断された場合は。。。
頚椎の過伸展(普通より伸ばされすぎてしまった状態)を避けたほうが善いので、気分が善くない場合は「首のけん引」は避けましょう。
首と指のしびれのトリガーポイント
首の痛みのツボ
頭痛、三叉神経痛、目の痛みをやわらげる効果もあります。
腕のしびれ等のツボ
ゆっくり圧をかけ、ゆっくりはなすを繰り返します。
首のリラックス方法
いた気持ち良いところにボールを置いて深呼吸します
2~3分程度ほぐします。
お風呂上りなどが効果的です。