骨格バランスを整える

 

 

腰が反っていない

首が前に出ていない

骨盤の前傾・後傾がない

 

などなど、たくさんの身体のパーツが最終的には

かかとの上に頭蓋骨がきちんと重なっていくよう

ニュートラルな身体状態をつくることは

ピラティスの重要なレッスンです。

 

人間の身体はほぼ骨格だけで姿勢を支えることができるようになっていますが

実際には重力もある地球上に立っているわけですから

筋力がないと支えきれないというのが現実です。

 

ですから、筋肉が硬直してしまい

肩こり、腰痛を引き起こしやすくなるのです。

 

それと同じように

頭や顔、首周辺の筋肉も硬直してしまうと

顎の歪みなどを引き起こしてしまうのです。

このような筋肉の緊張が、顎関節症の原因とされている

食いしばり、歯ぎしり、偏咀嚼、悪い噛み合わせ、などを引き起こしていると考えられています。

 

骨盤が左に傾けば

首は反対側の右に傾きます。

 

膝の痛みや、腰の痛みも、左右の足の長さの違いや

やはり、骨盤の傾きなどでも引き起こされるように

 

顎関節症の発症原因も

やはり、身体のバランスが崩れていることが

大きな要因を締めていると思われます。

 

ピラティスレッスンでは

このようなアンバランスな身体状態から

もともと、持って生まれたニュートラルな骨格バランス状態に戻し

なおかつ、コア(インナーマッスル)を鍛え

関節の可動範囲を大きくしなやかに整えながら

アウターマッスルや、余分な顔や頭や首の力を抜いていきます。

 

適度な運動も顎関節症には重要です。

ぜひ、ピラティスで、緩めながらコアを鍛えましょう。