生理周期の変化について

女性は40代半ばになると、更年期を迎える人います。

女性ホルモンの分泌が減少する

それと共に卵巣機能が低下してしまう

 

そのため、頻発月経になる可能性が高いといえます。

 

初潮を迎えて間もない思春期の女性は、子宮や卵巣の機能がまだ充分に出来上がっていないため、月経周期も不安定で頻発月経になることもあります。

 

また、産後の女性はホルモンバランスが乱れから、頻発月経になりやすいと考えられています。

 

 

卵巣機能の低下

 

卵巣の機能が低下してしまうことが原因で、あるべきはずの排卵がなく、「排卵障害」の状態から月経周期が短くなってしまい、その結果、頻発月経につながることも。月経があるにも関わらず、排卵が起こらない「無排卵性頻発月経」になると、不妊の原因にもなりかねません。

 

 

黄体機能不全

 

排卵後に、子宮内膜を妊娠しやすい状態にする「黄体期」。ここでは、“黄体ホルモン”の働きが重要となってきますが、この黄体ホルモンの機能が上手く働かないと「黄体機能不全」に。本来ならば14日ほどあるはずの黄体期が短く、それにより月経周期も短くなってしまいます。

 

 

生活習慣の乱れ

 

 

睡眠不足や運動不足、食生活の乱れなど、日頃の生活習慣が整っていないと、ホルモンバランスにも影響を及ぼします。それにより、頻発月経を誘発してしまうことにもつながります。

 

頻発月経を防ぐために

 

日頃自分で出来ることもあります。無理のない範囲で、少しずつ生活の中に取り入れてみましょう

 

 

基礎体温を計ることは、月経周期を知ることができるだけではなく、月経周期の異常、排卵の有無やホルモンバランスの状態、妊娠しやすい時期、妊娠しにくい時期など、目には見えない身体の状態を知ることができます。もし婦人科で診てもらう時は、基礎体温を書いたものを持参すると医師の判断材料にもなります。

 

 

基礎体温は、起床後起き上がる前に、寝たままの状態で婦人用体温計を舌の下に入れて計ります。この時、口は軽く閉じたままで、毎朝同じ時間に測定するようにしましょう。基礎体温をグラフにすることで、無排卵や黄体機能不全、子宮内膜症などグラフの形状から、何らかの異常があるかどうかを判断できる場合もあります。