妊娠時のむくみ予防
マタニティのむくみ予防
赤ちゃんや胎盤を作るのに、血液量を多くするために体液全体が多くなります。血液は血球数(赤血球・白血球 など)は急には増えませんが、潤いの部分がふえて、サラサラした状態になり、体液量が増えると当然浮腫みやすくなります。重力によって水分が下に溜るので、足は浮腫みがちです。
【塩分はとりすぎないこと】
セロリ、キュウリ、キノコ類、トマトなど浮腫みを取る(利尿作用)のある食材を使った食事をとりましょう。
【長時間同じ姿勢にしない】
立ちっぱなし、座りっぱなし、歩きっぱなし、だけではなく、大きなおなかが骨盤の上にどんとのっかってしまって、脚のつけ根が圧迫されているような場合には、さらしやコルセットでおなかをもち上げるようにすると楽になります。おなかの赤ちゃんを上にもち上げながら、さらしを巻くようにして脚へのむくみを防ぎましょう。
【冷えないように工夫する】
むくみの解消におすすめなのが“足湯”です。ちょっと熱いかなと思うくらいのお湯に、両足を入れて(くるぶしがかくれるくらい)さし湯をしながら5~10分、リラックスした時間を過ごしてみてください。
もともとむくみやすい体質の方は、ジンジャーとグレープフルーツの精油を1滴ずつお湯に落として、ぐっすり眠りたいならラベンダーで。
【腎臓をあたためる】
腎臓は背骨の胸椎11~12番あたりにありますので、肩甲骨とウエストの間の背骨周辺を暖めましょう。旦那様に手を当ててもらうだけでもかなり効果があるのでトライしてみてください。さらに、肩甲骨とウエストの間の背骨周辺を縦に揉んだり、押したり、マッサージすることによって刺激になり、腎臓の働きがよくなっていきます。
【こんにゃく湿布のすすめ】
「こんにゃく湿布」は、自然療法の代表的な手当てのひとつです。
・こんにゃくをお湯で約10分ゆでます。
・こんにゃくをお鍋から取り出し、タオルで写真のように包みます。
・少しずつ縮みますが、こんにゃく湿布に10回くらいは使うことができます
むくみ予防の習慣を身につけましょう!
*ふくらはぎをしっかり動かしましょう
*お風呂にちゃんと入る習慣をつけましょう
*筋力を落とさないように気をつけましょう
*立ちっぱなしだった日は足をクッション等で少し高くして寝るのも手です