モートン病について

モートン病は、脚や足の裏にしびれや痛みを感じる病気です。


個人差はありますが、第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。

前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院することもあります。障害部位は、第2-3、4-5足趾間のこともあります。

また、痛みは強いことも少なくなく、時には、下腿まで及ぶことがあります。(日本整形学会HPより引用)


モートン病を発症してしまう主な原因は、日常生活の体の体勢によるところが多いようです。
・中腰の姿勢のまま長時間作業を行う
・ハイヒールを常に履くような仕事をしている
・つま先立ちをする姿勢を長時間行う

などの、足や足の裏、指などに長時間不自然な負担が大きくかかるような状況が原因のひとつだと思われます。

また、中年以降の女性に多くみられるようです


確定診断には、X線(レントゲン)検査、筋電図検査、MRI検査、超音波検査などを必要に応じて行います。(日本整形学会HPより引用)


膝半月版断裂などからモートン病になる方もいるようです。


モートン病に対してピラティスができること

・ドクターに運動の許可を得てトレーニングは行ってください。

ドクターからOKが出れば、ピラティスにできることはたくさんあります。

足にかかる体重はインナーマッスル(体幹)がしっかりと働いていればかなり軽減されます。

また、足裏のアーチと言われている(足の裏の筋肉)を指1本ずつ丁寧に鍛えていくことができます。

足の正しい使い方を学ぶことで、モートン病とのお付き合いが少しでも楽になるようにサポートできます。